現在、RW34Rの手前で待機している状態です。
「BEFORE TAKEOFF CHECKLIST」を実行します。
Flaps : , Green light
Stabilizer trim : Units
BEFORE TAKEOFF PROCEDURE
「POSITION」ライトを、「STROBE & STEADY」のポジションにします。

滑走路に進入して、一旦停止します。 パーキングブレーキがリリースされていること、機体が滑走路のセンターライン上にあることを確認してください。
トランスポンダーを「TA/RA」にセットします。 「TA/RA」は、「Traffic Advisory」と「Resolution Advisory」が有効なモードで、万が一、衝突の危険がある場合、回避操作の指示があります。

HGSの「CLR」ボタンをPUSHして、HGSの表示を有効にします。


TAKEOFF PROCEDURE
「LANDING」ライトを「ON」にします。 スイッチの上に付いている「GANG BAR」の左クリックで、全てのランディング・ライトをONにできます。

スラストを、N1の40%程度まで進めます。 エンジンが安定することを確認してください。 スラストを進めると、N1ゲージの下に「設定値」のラインが現れます。 それを目印に、40%付近に進めます(矢印のところ)。

「TO/GA」スイッチをPUSHします。 「TO/GA」スイッチは、キャプテンのMCP「COURSE」ノブの左下にある、隠しクリック・スポットです。

オートスロットルによって、加速していきます。 物理的(ジョイスティックなど)のスロットルも前方一杯に進め、V1までは手を添えています。 加速中、黄色の「MASTER CAUTION」ライトが点灯し、すぐに消灯するケースがありますが、実機の癖をシミュレートしたものなので問題ありません。 「MASTER CAUTION」ライトが点灯し続ける場合は、離陸を中止してください。

エンジンのN1が「N1リミット」で安定していることを確認します。

VRになったら、1秒間に2~3度の割合で、スムーズにローテートします。 ピッチ角の最初のターゲットは15度の機首上げです。
離陸、上昇が確認できたら、ギヤアップします。
V2+20ノットで上昇します。 フライト・ディレクターの表示(PFDのクロスバーやHGSのサークル)をフォローします。

400フィートで、「CMD A」ボタンをPUSHし、オート・パイロットをエンゲージします。

【オートパイロットがエンゲージできない場合】
オートパイロットがエンゲージできないときは、以下を確認してください。
- キャプテンとファースト・オフィサーの両方のフライトディレクター・スイッチが「ON」になっていること。
- コントロールに力を加えているとエンケージできないことがあります。 ジョイスティック等のコントロールから一度手を離して、エンゲージしてみてください。
すぐに最初の右旋回が開始されます。

「キャプテンのプレフライト・フロー」でVORのナビゲーションを設定したのを覚えていますか?
上は右旋回を開始したところですが、HME VORの55度のラジアルと重なっています。 右旋回が終わるときには、再び55度のラジアルとクロスするでしょう。 今回の離陸方式はRNAVなので、地上の航法設備は利用しなくても離陸可能ですが、このように地上設備の情報も併せて利用することで、RNAVを正しく飛んでいることを確認していきます。
3000フィートを超えました。 オートパイロットによりピッチが下がり、加速が開始されました。

HGSをUPします。
NDのレンジを20nmにします。

エアスピードがスピードテープの「1」のマーカーを超えたら、フラップをUPします。
オートブレーキのスイッチをOFFにします。

ギア・レバーをOFFポジションにセットします。

エンジンスタート・スイッチをOFFにします。

「Engine Out Acceleration Height」を通過しているので、EFISの「RST」(Reset)ボタンをPUSHします。 PFDに表示されていた「BARO 820」の表示が消えます。

キャプテンのCDUには「LEGS」ページを表示し、ファースト・オフィサーのCDUには「PROG」ページを表示しておきます。
「AFTER TAKEOFF CHECKLIST」を実行します。
Engine bleeds : ON
Packs : ON
Landing gear : UP and OFF
Flaps : Up, No lights
「MCP ALTITUDE」に今回のフライトレベルである「24000」をセットします。

10,000フィートを通過したら、「GANG BAR」を右クリックしてランディング・ライトをOFFにします。

「TAXI Light」もOFFにします。 夜間飛行で「LOGO Light」と「WING Light」を点灯していた場合、それらもOFFにします。

14,000フィートを通過したら、EFISの「STD」をPUSHし、高度計規正値を標準大気圧(29.92インチ)に切り替えます。

NDのレンジを80nmにします。

あとはオートパイロットをモニタリングしながら、しばらくフライトを楽しみましょう。 今回の巡航高度24,000フィートで、自動的にレベルオフするでしょう。
