T/D(Top of Descent)ポイントから約50マイル手前になりました。

そろそろ降下に向けた準備を開始します。 今回はVNAVを使用して降下し、オートランドで着陸します。 着陸時のフラップは、30度を使用する予定です。
手順
ジョイスティックのスロットルをアイドルまで戻しておきます。
オーバーヘッドパネルの、「LAND ALT」を確認します。 この値は、「PMDG737NGX 空調・与圧の設定」で設定しました。

「System Annunciator Panel」をPUSHし、Recallします。 何も表示されないことを確認します。

「Auto Brake」を「2」にセットします。 特に短い滑走路に着陸する場合は「3」を設定します。

FMCの「PROG」ページを開き、RJOOでの残存予想燃料を確認します。

私の場合、「8.0」ですので、「8000(lbs)」の予想となっています。 これに、ZFW(ゼロ・フューエル・ウェイト)を加算し、着陸時の機体総重量を求めます。 ZFWは「121800(lbs)」でしたので、
FMCの【INIT REF】ボタンをPUSHし、「APPROACH REF」ページを表示します。

LSK1Lの「GROSS WT」(グロス・ウエイト)に、上で計算した着陸時の機体総重量をセットしてください。 この例では「129.8」をセットします。

着陸時のフラップを選択します。 今回は30度を使用しますので、「LSK2R」のボタンをダブルクリックして選択します。

PFDに選択した情報が表示されました。

ナビゲーション・ラジオに、ILSの周波数をセットします。 FMCの「APPROACH REF」ページにILSの周波数が表示されています。

上で「110.10」と表示されているのがそれです。 今回は、NAV1とNAV2のACTIVEにそれぞれセットします。

MCPの「COURSE」にILSのコースをセットします。 FMCの「APPROACH REF」ページにコースが表示されています。 上のFMC画面で「322」と表示されているのがそれです。 キャプテンとファースト・オフィサーそれぞれに、「322」をセットします。

HGSの設定を行っていきます。 「STBY」ボタンを2回PUSHして、「AIII ARM」を選択します。 これにより「AUTO LAND 3」モードが利用できる場合は自動的にアクティベートされます。

「RWY」ボタンをPUSHして、「EL」に着陸滑走路のフィールド・エレベーションをセットします。 RW32Lのフィールド・エレベーションは31フィートですので、「3→1→ENTER」をPUSHしてセットします。

再度「RWY」ボタンをPUSHして、「LN」にRW32Lの滑走路長を入力します。 現在RJTTを離陸する時にセットした「9843」フィート(3,000メートル)がそのまま残っており、RW32Lも同じ長さですので、今回はこのままにしておきます。

グライドスロープに「-3.00」度がセットされていることを確認します。

MCPの「ALTITUDE」に、アプローチ開始高度である「3500」フィートをセットしておきます。

「DESCENT Checklist」を実行します。
Pressurization : LAND ALT
Recall : Checked
Autobrake :
Landing data : VREF , Minimums
Approach briefing : Completed
降下準備はこれで終了です。 「T/D」ポイントでオートパイロットで降下が開始されるはずです。