PMDG737-800NGXをコールド&ダーク状態にするやり方です。
コールド&ダーク状態とは、電源も投入されていない、全くの初期状態のことです。
FSXを起動して、航空機にPMDG737-800NGXを選択します。 ここでは、RJTT(羽田空港)の、SPOT65を選択しています。

MSFSは、普通にフライトを開始すると、エンジンもかかっており、スロットルを押し込めば動き出す状態で起動します。

しかし、PMDG737NGXを楽しむ場合、航空機の電源などが全く入っていない「コールド&ダーク状態」に戻す必要があります。 PMDG737NGXでは、CDUを使って、コールド&ダーク状態のパネルを読み込むのが最初のステップです。
※ここからの表記で、たとえば『【Shift】+【3】』と書いてあった場合、キーボードの【Shift】キーと、【3】を同時に押下することを意味しています。
手順
【Shift】 + 【3】でCDUを表示します。

「PMDG SETUP」と表示されているキーをPUSHします。(LSK 4L)

「PANEL STATE LOAD」と表示されているキーをPUSHします。(LSK 2L)

「NGX CLDDRK」と表示されているキーをPUSHします。(LSK 1L)

「NGX CLDDRD」という表示が反転します。 【EXEC】キーをPUSHします。

パネルの読み込みが行われます。 CDUには以下のように表示され、メインウィンドウにはカウントダウンが表示されます。

CDUを使用した操作は以上です。 【Shift】 + 【3】でCDUを閉じます。
一見、これでコールド&ダーク状態になったかのようですが、まだ完了していません。 つづけて、いくつかのスイッチを操作する必要があります。 これからの操作をすることにより、PMDG737NGXを購入したときに付いてきたマニュアルの「Tutorial-2.pdf」の手順で起動できる状態にセットします。 これから操作するスイッチは、全てオーバーヘッドパネルにあります。
【Shift】 + 【6】で、オーバーヘッドパネルを表示します。

「POSITION lights」が、「STEADY」のポジションになっていますので、「OFF」にします。

↓

「IGNITION」スイッチを、「BOTH」にします。

↓

以上でコールド&ダーク状態にする作業は完了です。 次回からは「コールド&ダーク状態」で始められるように、フライトを保存しておくと良いでしょう。